花粉の飛び散り方
花粉症の原因となる植物の種類は様々で、その植物によって花粉の飛び散り方も違います。
樹木の花粉は高い位置から飛び、また花粉が比較的軽いため、風に乗ると遠くまで飛散して広範囲に影響を及ぼします。ですから、たとえばスギ花粉症は住んでいる場所の近くにスギの木がなくても、スギ花粉症を発症する可能性があります。
草の花粉は樹木のように遠くまで飛び散ることはなく、飛散する範囲は遠くても半径数キロほどです。ですから草の花粉による花粉症の場合は、生活範囲の近くに原因植物が見つかることが多いようです。
花粉の飛び散り方は、気象条件によって大きく影響を受けます。雨の日にはほとんど飛びませんし、湿度が高いとあまり飛ばないので、曇りの日の飛散量も少ないということになります。
晴れた湿度の低い日には、早朝から花粉の入っている袋(葯)が開き、花粉が飛ばされます。さらに風が吹いていると、大量の花粉が遠くまで飛ばされることになるのです。
夕方になって日が沈むと湿度が上がるので、飛散量は少なくなってきます。
花粉が飛び散るのは、植物の花が開いている間だけですから、原因植物の開花期が花粉症のシーズンということになります。
スギなどの樹木の開花期は、一般的に2~6月。
イネ科植物の開花期は、5~8月。
イネ科以外でブタクサは9月ごろ、ヨモギは8~10月頃が開花期です。
これは地方によって時期のずれがありますので、自分の居住地域の開花期を示した花粉カレンダーを利用して、花粉症の予防治療に役立てるとよいでしょう。
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